皆さん、こんにちは。
保健師 近藤です。
お盆も終わり、暦では立秋を迎えましたがまだまだ暑い日が続いています。
最近、夜になると涼しい風を感じ秋に近づいているのか?と思う時がありますが、何だかんだ蒸し暑いことに変わりはないですね。
あついといえばオリンピックですね。日本人選手が頑張ってくれています。個人的には体操男子と卓球女子がとても感動しました。
素敵な笑顔を拝見する事ができ、こちらも嬉しくなります。
卓球の愛ちゃんの涙で何人がもらい泣きをしたことでしょう。私もその一人です。
本当に良かったなと思います。
これから、シンクロやレスリングなども続きますので、引き続き応援をしたいと思います。私の寝不足はまだしばらく続きます。
長い前置きになりましたが、本題に入りたいと思います。
今日も前回の続きで、日本人間ドック学会学術大会でのお話しをしたいと思います。
今、日本は高齢化社会となっています。日本は長寿国でもあり、平均寿命は男性が78歳、女性が85歳です。
そこで、
「何人の働き手が1人の高齢者を支える社会となるのか」を確認してみると
※今件においては現役世代(生産年齢)を15-64歳とし、高齢者を65歳以上と設定する。
前期高齢者を65-74歳、後期高齢者を75歳以上とする(世間一般に使われている定義通り)。
その上で単純に人口比を計算すると、1950年時点では12.1人の生産年齢人口で1.0人の高齢者を支えていたのが・・・
2015年時点では2.3人。さらに2060年には1.3人まで減少する。。
大よそ4人で3人を支える計算。
恐ろしいことです。これは、無理なお話です!!社会として成り立たない!!
ということで、
政府は今後、前期高齢者(65~74歳も)も働き手の1人として計算すると、上のグラフのように
2060年には2.4人に1人を支えることが出来るということになります。
この話しを聞いていて、率直な感想としてゾッとしました。
私たち世代が、高齢者になる頃は本当に支える人もいない上に、自分たちで何とかしないといけない、いつまでも働かないといけないのか?と。
そこで、今後の対策として
フレイル対策をしていく、進めているそうです。
フレイルとは何となりますが・・・
高齢者のフレイル(虚弱)は、高齢期に生理的予備機能が低下する事で、ストレスに対する脆弱性が亢進し、生活機能障害、要介護状態、死亡等の転帰に陥りやすい状態のことをいうそうです。
動作が遅くなったり転倒しやすくなったりするなど身体的な問題だけではなく、認知機能の障害やうつ病などの精神や心理的な問題、独り住まいや経済的な困窮などの社会的な問題も幅広く含まれます。
簡単にいうと健康と要介護状態の間の状態になります。
このフレイル状態にならないように、心身ともに健康な高齢者社会を目指していっているそうです。
そのため、今後は高齢者への人間ドック、健診を受けてもらうことも大切なことだと行ってました。
近い未来はいかに、健康な状態で、年をとることができるかが大事になる社会になってくるのだと思いました。
すごく迷惑な話しと共に、こんなことが起きる事実を信じたくないですが、少子化も進めばこうなることは予測されます。
恐ろしい話しですが、現実を突きつけられると、健康でいるしかないなととても感じました。
皆様も健康で過ごせるように、健診などを受けながら頑張っていきましょう。
最後に、長野ということで、こんなものを発見しました!!
なんか羨ましかったです。
会場に行くまでの道のりで、気になるパン屋さんがありまして、買ってみました。
移動により潰れてしまったメロンパン。
映画『orenge』の中で食べられていたパンだったそうです。その情報はお店に入ってから知りましたが、美味しかったです。また食べたいものです。
これは、ハム卵のパン。これも美味しかった。
長くなりましたが、
では、次回まで、See you again!!