2016年9月30日金曜日

お風呂効果

皆さん、こんにちは。

保健師 近藤です。

9月も今日で終わりですね。
  
今年も、あと3ヶ月と考えると・・・悲しくなる季節です。

今月は、ずぅっっっっっと雨で、晴れてても曇り空で、スッキリとした青空を見ていない気がします。

10月からは、晴れてくれるのでしょうか??

雨の日が続いているので、ジメジメと湿度も高く、動くとすぐ汗がでてきます。

私も、朝、新棟に行って戻るだけで汗がとまりません。

そんな時、お風呂に入りたいなーと思うのですが、今日はその入浴について調べてみました。



【入浴の効果】

身体的な疲労を回復する効果

精神的なリラックス効果

安眠を誘う効果など

翌日も元気に働くための大切な役割があります。


【入浴温度によって違う体への効果】

1.疲労回復をしたい人

湯量:全身浴
温度:40度
入浴時間:15分
大切なポイントは、肩までしっかり浸かること。全身の血流を良くし、有酸素運動同様の効果が期待できます。


2.肩凝りがひどい人

湯量:全身浴
温度:41度
入浴時間:10分
41度は、入浴するとやや熱く感じる温度である。
やや高めの温度で入浴すると、疲労によって固まった筋肉をほぐし、血流が良くなる効果があります。

3.風邪を引きたくない人

湯量:全身浴
温度:40度
入浴時間:20分
今注目を浴びている「ヒートショックプロテイン」を出すための入浴法。
 「ヒートショックプロテイン」とは、熱の刺激によってできるタンパク質で、痛んだ細胞を修復する働きを持つ。入浴の刺激後、2日程で生産のピークを迎えるため、ここ一番!と体調を整えておきたい日の2日前が良いと言われています。

大切なのは、風呂上り30分程は急激に体を冷やさないことです。
また、このタンパク質は1週間ほど活動してくれるため、20分の入浴は週に2日程度で充分とのこと。

※上記の入浴法は、あくまで健康体の人向けのもの。高血圧がある人は、湯の温度は37~40度とし、心臓への負荷が高まるため、肩までお湯につかるのは避けよう。
胸よりやや下くらいの湯量が良い。浴室や脱衣所の温度をあらかじめ上げておくことも、血圧を急上昇させないための大切なポイントです。


お湯の温度が40度の目安は、15分ほどで額にうっすらと汗をかく程度である。それよりも早い段階で汗をかくようなら、お湯の温度が高すぎる可能性があります。

お湯の温度が高いと、逆に神経が興奮し、リラックスをするつもりが寝付けなくなることもあるので、深夜の入浴時には特に注意して頂けたらと思います。

入浴中に・・・

腹式呼吸で深い呼吸をすると、副交感神経に働きかけてリラックスできます。また、肺をきれいにしたり、消化管の運動を活発にする効果や、インナーマッスルにしっかりと働く筋トレと同じような作用が期待できます。

腹式呼吸

 (1)楽な姿勢で目を閉じて、おへその下を両手で軽く押さえます。
 (2)鼻からゆっくりと息を吸い込み、5秒間息を止めます。このとき、おなかはふくらませること。
 (3)口をすぼめてゆっくり息を吐き出し、おなかをへこませます。


今週は、入浴剤でもいれてお風呂にゆっくり浸かり、日頃の疲れをとりましょう!!

それでは良い休日を。

次回まで、See you again!!!