2016年11月25日金曜日

皆さん、早めの予防接種を・・・

皆さん、こんにちは。

保健師 近藤です。

昨日は、関東地方で寒波により雪が降り始め、福島近辺の余震も続いております。

福島近辺の方たちが安心して過ごせるように余震がおさまるのを望むばかりです。



そして、来週からは12月が始まります。バタバタとした感じで今年も終わっていきそうな予感です。


今日は、これからシーズンに突入するであろう、インフルエンザについてお話します。

インフルエンザ・・・


通常日本では、毎年11月下旬から12月上旬にインフルエンザのシーズンが始まり、1~3月にピークを迎えて、4~5月にかけて患者数は減少します。
毎年、人口の5~10%(約600~1300万人)がインフルエンザにかかると想定されています


症状は??

インフルエンザウイルスに感染した場合、約1~3日の潜伏期間の後、インフルエンザを発症します。
続く約1~3日では、突然の38℃以上の「高熱」や全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れます。
やや遅れて、咳(せき)やのどの痛み、鼻水などの「呼吸器症状」が現れ、腰痛や悪心(吐き気)などの「消化器症状」を訴えることもあります。通常は、10日前後で症状が落ち着き、治癒します。





ちなみに、 東京都健康安全研究センターの発表によると、全国の1医療機関あたりのインフルエンザ報告数は11月の7日から13日は全国平均で0.59人、昨年の同じ時期が0.11人。
昨年に比べて5.4倍だという。この報告人数は1.0を超えると「流行開始」だ。例年であれば12月から1月に流行開始となるのだが、今年は早くも『1人』に迫っているそうなので、今年は、流行しはじめるの早いかもしれないです!!



ところで、皆さん、インフルエンザワクチンはうちましたか??

インフルエンザワクチンの接種はいつ頃受けるのがよいのかとなりますが・・・

日本では、上でも述べたように、12月ぐらいから流行し始めるので、
ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度を要することから、毎年12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと言われています。

そして、

インフルエンザワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)には、どのようなものがありますか??

免疫をつけるためにワクチンを接種したとき、免疫がつく以外の反応がみられることがあります。これを副反応といいます。
季節性インフルエンザで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)等が挙げられます。接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日でなくなります。

全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などが見られます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日でなくなります。

また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)が見られることもあります。ショック、アナフィラキシー様症状は、ワクチンに対するアレルギー反応で接種後、比較的すぐに起こることが多いことから、接種後30分間は接種した医療機関内で安静にしてください。また、帰宅後に異常が認められた場合には、速やかに医師に連絡してください。


※重い副反応として、ギラン・バレー症候群、急性脳症、急性散在性脳脊髄炎、けいれん、肝機能障害、喘息発作、血小板減少性紫斑病等が報告されています。


私も、今年ワクチンを打った後は、腫れ・赤みもひどかったのですが、この全身倦怠感がとってもしんどかったです。最近、私の祖母も予防接種にいつのまにか行っていたのですが、この副作用が強く出て、めまいや吐き気、血圧も上がったり、とても酷かったです。
症状全部が、予防接種のためではなかったかもしれませんが、そんなこともあるので、高齢者の予防接種も家族に報告してから行くのが良いと思いました。

予防接種をする際は、きちんと体調を整えてからうつことをお勧めします。

ちなみに、当院でワクチンを打った場合、4320円かかるそうです。

インフルエンザ予防法・・・

洗いは手や指などに付着したインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、うがいは口の中を洗浄にします。外出後の手洗い・うがいは、感染症の予防の基本です。

インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や慢性疾患を抱えている人、疲労気味、睡眠不足の人は、なるべく人ごみや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出するときは、マスクを着用しましょう。


東京では11月に初雪が観測されるのは1962年以来54年ぶりだそうです。四国は、先週は暑かったり、昨日からは気温が下がったりと、体調を崩しそうになりますので、皆さんお気をつけ下さい。

余談になりますが、

先日、かなり久しぶりに動物園に行きましたが、案外面白くてビックリしました。


ペンギンのえさやりやかばも間近でみえたりと、なかなかの見ものでした。閉園時間がせまり、最後まで見えなかったのですが、今度リベンジしたいと思います。

ちなみに、
砥部動物園の皇帝ペンギンは、痛風もちのかなりのおばあちゃんペンギンらしいんですけど、
その子が亡くなっちゃうと当分四国では皇帝ペンギンが見られなくなるそうです。

かわいい。





小さい頃のピースしか知らなかったのですが、大きくなっていました。

顔は見せてくれませんでした・・・

秋に動物園は、なかなかいいですね。

では、次回まで、See you again!!