2017年1月13日金曜日

2017年、どんな年にしますか

みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。


みなさん、体調はお変わりないですか?

暖かかったお正月から一変、寒い日が続いていますね。

週末には強烈な寒波が流れ込むようで、積雪も心配です。

より冷え込むと思われます。体調を崩さないよう、ご注意ください。






新しい年になり、一年の目標や抱負をたてた方も多いのではないでしょうか。

健康は生活や人生の質につながります。

ぜひ健康に関する目標もたてて、一年過ごしていただきたいなと思います。

今回は目標のたて方や達成のコツについてお話しします。

目標に必要なのは期限設定と数値化


「夢」と「目標」の違いは
(1)具体的な期限があるかどうか
(2)数値化して達成率を評価できるかどうか

目標には必ず期限を設け、明確な数値目標を定めましょう。

いつまでに達成するのかを決めることでゴールが明確になり、それを目指すことができるようになります。

同様に目標を数値化することも重要です。

目標に期限を設け数値化すると、大きな目標でも、毎月、毎週、毎日のレベルに数値を落とし込むことで、より身近で実現できそうな数値になるものです。

「今週うまくいかなかった分、来週挽回しよう」と細かい調整ができるので、「だいぶサボってしまった。もうどうでもいいや」という投げやりな気持ちになりません。

目標は肯定的な言葉で考える


「病気にならないようにする」
「健康な体をつくる」
この二つは、同じような目標にもかかわらず、印象が異なります。目標を考えるときは、後者のような肯定的な言葉で考えるほうがやる気になると思いませんか?

心理学的に考えると、たとえば「体重を減らさなければ病気になる」といった言葉には、その背景に病気が迫ってくるという恐怖があります。
恐怖は頑張る原動力になりますが、実は長続きしません。

長続きさせるには頑張ることによる喜びが必要です。
この場合は、「やせてかっこよくなりたい」という肯定的な表現を使ったほうが、長続きすると考えられます。

目標達成のコツ


1.習慣化する
目標の内容にかかわらず、とにかく「習慣」にしてしまうのが長続きのコツです。
いつも同じタイミングで同じ環境で行うことです。毎回同じように行うことが、習慣化させるまでにとても重要です。

2.日付を決める
目標を達成する、具体的な日にちを決めましょう。日付があるほうが、ぼんやりとした目標に向かうよりも、目標を達成しやすくなります。

3.報酬を作る
目標を達成したら自分にどんなごほうびをあげるかを書き出しましょう。自分にとってごほうびとなるようなことを用意して、目標達成に役立たせましょう。

4.宣言する 
決めた目標や、期限、なんでその目標を立てたのかを周りの人に宣言しましょう。家族や友人、少しでも多くの人に知ってもらうことでみんなに応援してもらえます。

5.目標達成した自分をイメージする
頭の中で、目標を達成した自分をイメージしましょう。その際、五感を使ってできるだけ細部まで具体的にイメージすることが重要です。






実家に帰り、初詣へ。
家族の一年の健康をお願いしました。

ちなみに私はまだ一年の目標、決めていません...。早めに立てたいと思います。
これを参考にみなさんも一緒に目標をたててみてはいかがでしょうか。


今日も一生健命  竹田