2017年2月15日水曜日

職場づくりの風土を築く

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

先週末の寒波は山陰地方に大きく影響しました。交通機能の停止や事故など、もしもの備えが大切だと感じます。

そんな中、幸いにも兵庫県の北部にあるハチ北高原へ行くことができました。

確かに豪雪で立ち往生もありましたが、雪が潤うスキー場は羨ましい限りです。




健康いきいき職場づくりに成功した事例をご紹介します。

富士通株式会社

富士通では、社員とその社員の健康を支える家族も含めて、健康の保持増進事業を行うことが、みんなが安心して働ける風土を築くことに結びつくと考え、社内に人事部から独立した健康推進本部を設置して取り組みを進めています。

健康推進本部内のミッションは、「社員のヘルスリテラシー(自らの健康をケアする能力)を高め、安心して幸せに働ける風土を築くこと」です。

同部内の健康事業推進統括部には、この役割を担う産業保健事業所・健康推進センターとメンタルヘルスサービスセンターがあります。

セルフケアの取り組みでは、全社員対象のストレス診断を実施し、個人に自己認識をしてもらい早期発見に繋げています。

また、結果は事業本部単位で集計され、職場マネジメントの実施の一助として活用されています。

さらに、別枠組みで実施している従業員満足度調査とこのストレス調査を連動した分析も行うことで、「組織アセスメントとストレス診断」を有機的に連動させて施策を検討していくことができるようにしています。

従業員満足度調査をする目的は、富士通グループが大切にすべき価値観である企業指針や社員が積極的に実践すべき行動指針の浸透を図ることにあります。

満足度調査の結果とストレス診断結果との相関が高いことが明確になれば、わが社が改善施策を行っていく上で、健康いきいき職場づくりの取り組みが、ストレス対策以上の重要な取り組みと位置づけられていくことになります。

以上のような取り組みを続けています。

社員との共通理解が、組織風土を築くポイントだと感じました。




旅の楽しみは食事。

日本海でとれたかに鍋。

最近食べた中では一番の美味しさでした。

では次回までお健やかに。 篠崎