2017年8月9日水曜日

健保組合の成績表

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

週末から台風の影響で各地花火大会は延期されたものの、地元の花火大会は開催されました。夏の楽しみが今後も長く続くことを期待しています。




本日は新聞記事のご紹介です。

NPO法人 働く人とその家族サポートセンターの越智さんに情報をいただきました。

健康経営の普及に伴い、厚生労働省は健保組合に「成績表」を通知する取り組みを実施するようです。

大企業を中心に全国に約1400ある健康保険組合に対し、加入者全体の健康状態や医療費水準などを「成績表」にして通知する取り組みを、厚生労働省が来年度から始める。

健保組合を通じて経営者に自社の状況を把握してもらい、企業と健保組合が一体となって従業員の病気予防や健康づくりを進めることで、医療費削減につなげる狙いがある。

厚生労働省は8月下旬に財務省へ提出する来年度予算の概算要求に必要経費を盛り込む方針。

人手不足の深刻化や、仕事と生活の両立に対する意識の高まりを受け、従業員の健康増進に積極的に取り組む「健康経営」に企業の注目度が上がっている。

成績表は一般には公表されないが、企業が自主的に発表すれば学生が就職活動で判断材料にする事もありそうで、企業間の競争を生む可能性がある。

厚生労働省は、経済界や医療団体で作る「日本健康会議」と連携。特定健診のデータを使い、健保組合ごとに①食事や喫煙、運動などの「生活習慣」②肥満や血圧といった「健康状況」③医療給付費④特定健診や保健指導の実施率 等の項目について、全国平均と比較して点数をつけて通知する。

記事の一部ですが、今後の取り組みの実際が楽しみです。

健保組合となれば中小企業は協会健保ですが、職種や規模にばらつきがある為、成績表が企業一つ一つにまで反映できるかは難しいところです。

まずは風土づくり、地道に取り組みたいですね。






週末は当院の管理栄養士さんとドライブ。

海岸線に向かい、北条にある人気のフレンチレストランへ。

海と鹿島を眺めることができます。

機会がありましたら、是非お勧めです。

では次回までお健やかに。 篠崎